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本日もLINE講座をお読みいただき、ありがとうございます。前回は、……
今回は、ダイエットを継続し、理想のバレリーナ体型になるために欠かせない「モチベーション」の話をします。
最初に言っておきたいのは、「痩せる方法を知らないから失敗する」のではなく、「痩せる方法を知っているのに失敗する」という人がほとんどだということ。
誰もが、食べる量を減らしてたくさん運動をすれば痩せることを知っています。科学的でない方法や身体に危険がおよぶ極端なダイエット法を除けば、どんな方法を選んでも痩せることはできるでしょう。
「それは分かっているけど、続かないんです!」
あなた自身も、そう実感じているのではないでしょうか?
そこで、今回のLINE講座では、
- 多くの人がダイエットを継続できない5つの原因
- ダイエットへのモチベーションを維持し、理想の体型を叶えるためのポイント
をお伝えします。

モチベーションは、ダイエットを継続する上でとても大事なポイントです。本日の講座は少しボリュームがありますが、しっかりと読み込んでくださいね。
なぜ、多くの人は痩せるための方法を知っているのに、痩せないの?
私は、Primaの生徒さんとお話をしていく中で、ダイエットへのモチベーションが維持できない原因を5つのカテゴリーに分類しました。
- 正しい目標を立てることができないから
- 完璧主義だから
- 自分の悪い習慣やクセを把握できていないから
- トレーニングと食事制限に気をとられているから
- ストレスが大きい方法を選んでしまうから

どれも、よく生徒さんからお聞きする失敗です。一つ一つ見ていきましょう。
1. 正しい目標を立てることができないから
ダイエットを成功させる上で、あなたに合った適切な目標を立てるのは最も大切なことです。でも、多くの人は、ダイエットをする上で正しい目標を立てることができていません。
- 高すぎる目標を設定している
- 自分に合わない食事方法やトレーニングにチャレンジしようとしている
- ゴールが漠然としている
Primaの生徒さんのお話を聞くと、目標が高すぎたり、自分に合わないダイエット方法にチャレンジしようとしている方が本当に多いです。自分に合わない方法では、必ず計画倒れに終わってしまうのは想像できますよね。
特に食事は毎日のことなので、ストレスがたまりやすいです。数日でもできないことが積み重なると、モチベーションが急速になくなってしまいます。
また、ゴールが漠然としていることも多いです。
「2ヶ月で5kg痩せる」は一見しっかりとした数値目標に思えますが、「なぜ2ヶ月なのか」「なぜ5kgなのか」が漠然としているのでイメージがわきにくく、モチベーションを保つ目標としては不十分です。「2ヶ月後の食事会でスキニーパンツを履きこなすために5kg痩せる」の方がイメージがわき、モチベーションが続きます。
なぜ自分に合わない目標をたててしまうの?
自分に合わない目標設定をしてしまう主な原因は、ダイエットに必要な知識が不足しているから。
ダイエットには、
- 痩身やボディメイクのための知識
- 自分の身体や生活習慣に関する知識
- モチベーションを継続するための知識
が必要です。
多くの人は、痩身やボディメイクのための勉強はしていますが、やや中途半端な知識にとどまっています。
たとえば、今、日本では「糖質制限」が効果的なダイエット法だと知られていますが、過度な糖質制限で体や脳に必要な糖質まで不足してしまうと、イライラや無気力などの症状が出てしまうことまでは広まっていません。精神状態が悪くなると、ダイエットが続かなくなるのは当然のことですよね。
また、よくあるのは、毎日の体重の変化で一喜一憂したり、体重が停滞して落ち込むこと。でも、1日で増減した体重はほとんど「水分量の変化」。一喜一憂する必要は全くないんです。体重が停滞するのも「ホメオスタシス」という身体の自然な機能で、器官が正常に動いている証拠。

このように、痩身やボディメイクの知識はあまり正確に伝わっていません。そのため、ダイエットを始める前にきちんとした知識をしっかり頭に入れてほしいと感じます。
ダイエットを継続させる秘訣は「自分を知ること」
また、多くの人は痩身やボディメイクの知識には注目しますが、「自分の身体や生活習慣」「モチベーション」に関する知識には無頓着です。
私は「自分を知らないこと」が、ダイエットを継続できない最大の問題だと思っています。
ダイエットの目標は、「自分にフィットしていて、継続できる目標」である必要があります。誰かの目標をそのまま自分の目標にしても意味がないどころか、逆効果になってしまうことがあるんです。
ダイエットを継続させる秘訣は「自分を知ること」。
生活スタイル、姿勢や動き方のクセ、筋肉のバランス、食事の好み、運動が得意が苦手か、何のために痩せたいのか…など、人それぞれ違うからこそ、オーダーメイドのダイエットプランを立てる必要があります。
最近では、「ダイエットコーチング」が流行しています。ダイエットコーチングでは、痩身やボディメイクのための知識を取り入れるだけでなく、「自分を知り、ダイエットのモチベーションを維持する」ことに重点を置いています。

興味のある方は、ぜひダイエットコーチングも視野に入れてみてくださいね。
2. 完璧主義だから
いくら自分に合った目標をたてたとしても、常に誘惑に勝つことは難しいです。ある研究によると、人が誘惑に勝つ確率は50%程度だとか。
通勤のために駅前に行けば、綺麗で美味しそうなスイーツが並んでいるし、ヘルシーな食材を買うためにスーパーに行けば、お気に入りのスナック菓子が目に入ります。さらに、仕事や子育てや用事が重なったときなどは、忙しくてトレーニングを忘れてしまう日が続くこともありますよね。
このように、食べてはいけないものを食べてしまったときや、やろうと決めていたことができなかったとき。
こういうときは、「なんでできなかったんだろう」「自分は意志の弱い人間だ」と責めるよりも、自分を許してしまう方がうまくいきます。
なぜなら、人は「決めたことができなかった」という罪悪感に押し潰されそうになったとき、「自分の心を守るために逆に開き直ってしまう」ということが心理学で明らかになっているからです。
自分が理想通りに行動できなかったとき、「もうどうでもいいや」とドカ食いに走ってしまったり、ダイエットを中断してしてしまうことはよくありますよね。
でも、人は誰しも意志が弱いもの。最初からそれを見越した上でダイエットを進めた方がうまくいきます。
完璧主義でなく、最善主義。
決めたことができなかったときに、罪悪感を持つ必要はありません。昨日がどうであろうと「今日の私の最善は何だろう?」と問いかけてみることが大切。数日トレーニングをさぼってしまっても、ダイエットを中断するよりは、今日トレーニングを再開した方がはやく理想に近づきます。

完璧主義は、一見芯が強いように見えますが、一度ポキッと折れるともう元に戻りません。70点を目指すくらいの気持ちで、ゆるやかに継続しましょう。
自分の悪い習慣やクセを把握できないから
「いつも通りに食べているのに、なぜか太ってしまった!」というのは、よくある相談です。
でもよくよく聞けば、仕事の合間に小袋のスナックを食べ、夕食の前に子どもと菓子パンを半分こし、寝る前に砂糖がたっぷり入ったミルクティーを飲んだ。夕飯は大皿から取り分けたので、正確な量を把握できない…「もしかしたら私、いつもより食べすぎちゃっているのかも…」
細かいヒアリングで分かったことですが、実は「いつも通りに食べている」という部分が勘違いで、本当はいつも以上に食べていたのです。このように、「人は自分が食べている量を正確に把握しにくい」という事実は、食心理学の間では広く知られています。
多くの人は、ダイエットを始めると朝・昼・晩の3食の食事をヘルシーなものに変えようとします。でも一方で、職場での休憩時間に食べる小袋のお菓子などは意識から消えていることが多いんです。
一つ一つは小さなカロリーでも、それらは「習慣」と言えるほどに無意識レベルで積み重なり、ダイエットの大きな妨げになっています。
また、最近はYoutubeでのエクササイズ動画が豊富にあり、自分でダイエットをする環境も整っています。でも、自分の身体の動きを鏡でチェックしながらエクササイズする人はどの程度いるでしょうか?
多くの人は、自分のフォームを全く確認せずにエクササイズを続けているんです。でも、自身のフォームを確認しないままエクササイズをすると、余計なところに筋肉がついたり、身体を痛めてしまう可能性があります。Primaでも、「自己流エクササイズで気づかないうちに身体を痛めてしまった」という方から定期的にご相談があります。
悪い習慣やクセを把握できれば、それを改善するための努力ができますが、そうでなければ努力すらできません。

理想の体型を叶えるには、自分の行っている習慣やクセを正確に把握し、改善してくことが大切。時には、他人のフィードバックを受けながら、自分を知ることも必要です。
モチベーション話、後半はまた明日…!
本日は、多くの人がダイエットを継続できない5つの原因のうち、前半3つをお話しました。
- 正しい目標を立てることができないから
- 完璧主義だから
- 自分の悪い習慣やクセを把握できていないから
でしたね!本日は、講座内容がいつもより長くなってしまったので、後半部分は明日またご説明します。
明日は、「ダイエットへのモチベーションを維持し、理想の体型を叶えるためのポイント」も合わせてお伝えするので、楽しみにしていてくださいね。