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夜遅い食事=太るはウソ?ホント?

夜遅い食事=太るはウソ?ホント?

「夜遅い食事は太るって聞くけど、実際どうなんだろう?」

「太るって言われても、仕事の関係で早く食べられないし、、、」

このようなお悩みはありませんか。

結論からお伝えすると、夜遅い食事は太ります

遅い時間になればなるほど太るので、減量中の方はもちろん、体重を増やしたくない方は注意が必要です。

今回の記事では夜遅い食事が太る理由と、太らないためのとても簡単な対策をお伝えします。

是非最後までご覧くださいませ。

夜遅い食事が太る理由

夜遅い食事が太る理由として、次のようなケースがあります。

  • 寝るまでに食事のカロリーを消費できない
  • 肥満遺伝子が増え、脂肪をため込みやすい
  • 消化不良を引き起こし、翌朝の食欲不振につながる

上記の点を確認していきましょう。

夜遅い食事が太る理由①寝るまでに食事のカロリーを消費できない

夜遅い食事が太る理由の1つは、食事からとったカロリーを消費できないまま寝てしまうためです。

食事の時間が遅くなると夕食後にほとんど動かず寝てしまうため、余分なカロリーが体脂肪として体内に蓄積されます。

そもそも夕食後はあまり動かない方が多いかと思いますが夕食時刻が遅いと、寝るまでの時間が短くなるため更に活動量が少なくなります。

摂取カロリー>消費カロリーになると人は太るため、自然と体重増加につながるのです。

夜遅い食事が太る理由②肥満遺伝子が増え、脂肪をため込みやすい

夜遅い食事が太るもう1つの理由はBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が増えることで脂肪をため込みやすい状態を作るためです。

BMAL1は私たちの体内で分泌されるタンパク質なのですが、食べ物から摂取した脂肪を細胞内に取り込む働きがあります。

日中はあまり活動せず、22時~2時の間に特に活発に動きます。

そのため多くの量を食べなくても、遅い時間に食べるだけで体脂肪が溜まりやすくなってしまうのです。

夜遅い食事が太る理由③消化不良を引き起こし、翌朝の食欲不振につながるため

夜遅い食事が太るもう1つの理由は、消化不良によって翌朝の食欲が落ち、昼食や夕食の食べ過ぎに繋がるためです。

遅い時間に時間に食事をとると、食べてすぐ寝ることになりますよね。しかし睡眠中は、胃腸の働きが落ちています。

そのため消化不良を起こしてしまい、起床時に胃腸の不快感に繋がるのです。

朝に胃腸が働かず食事をしっかりとれないと、昼食や夕食の際に沢山食べたくなりますよね。

食事のリズムが乱れると血糖値が不安定になり、太りやすくなります。

そのため夜遅い食事をとると、太りやすくなってしまうのです。

夜遅い食事による体重増加を防ぐための対策

夜遅い食事による体重増加を防ぐためのポイントをお伝えします。

このポイントを意識しないと高確率で太ってしまうため、注意しましょう。

  • できるだけ早い時間に食べる
  • 夕方に補食を摂り、遅い時間の食事の量を減らす
  • 低カロリーな食事を意識し、翌朝しっかり食べる

体重増加を防ぐための対策①できるだけ早い時間に食べる

体重増加を防ぐための対策として、まずは夕食時刻を早めることがおすすめです。

実際に30分でも早く食事をとる事で、寝るまでのエネルギー消費量を増やし、減量につなげられた方も多数いらっしゃいます。

夕食時刻を早めるための対策として

  • 夕食前の入浴を、夕食後の入浴に変える
  • 仕事を30分早く切り上げる
  • だらだらしている時間を減らし、夕食準備を早く行う
  • 残業が長引く場合は、途中で夕食を食べてしまう

といった対策が特に有効です。

無理なく続けられる方法を、見つけてみてくださいね。

食事を早く済ませるよう意識しているのに太ってしまう、、、という方は

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体重増加を防ぐための対策②夕方に補食をとり、遅い時間の食事量を減らす

次におすすめなのは、夕方に補食をとり遅い時間の食事量を減らす方法です。

「夕食の一部を先に食べておく」というイメージです。

夕方に補食を摂る事で夕食までの空腹感を緩和できるため、夕食量を調整しやすくなります。

夕食時刻をずらせない方、夕食までに空腹を感じ間食してしまう方に特におすすめです。

特に以下の食品がおすすめです。

  • おにぎり(パンは脂質が高いので×)
  • シリアルバー、プロテインバー
  • サラダチキン、ゆで卵などタンパク質を多く含む食品

補食とは「栄養が摂れる食品をとること」なので、お菓子は控えてください。

また補食をとる際は、必ず夕食を減らす所までセットで行ってくださいね

体重増加を防ぐための対策③低カロリーな食事を意識し、翌朝しっかり食べる

①、②のどちらも取り入れにくい場合は、夕食のカロリーを減らして翌朝しっかり食べることがおすすめです

遅い時間に多く食べると太りますが、朝食は多く食べてもその後カロリーが消費できるため、大きな問題はありません。

カロリーを減らす場合は

  • ごはん、パン、麺など炭水化物の量を減らす
  • 揚げ物、肉など脂質が高い食品の量を減らす
  • サラダやスープ等低カロリーなメニューにする

のどれかがおすすめです。

食事時刻が遅くなると空腹から食事量が増えてしまいがちですが、美味しい食事は翌朝の楽しみにとっておきましょう。

夜遅い食事は太る?まとめ

たとえ健康的でバランスがとれている食事でも、遅い時間に食べることで体脂肪をどんどん合成してしまいます。ご自身にあったやり方で、食事の調整をしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

宮前 千咲季のアバター 宮前 千咲季 管理栄養士

・管理栄養士
・分子栄養学カウンセラー

保育園栄養士を経て、特定保健指導業務に従事。1000人以上の方の指導を行う。
担当した参加者の減量率は、参加者全体の平均を大きく上回る。

現在はダイエットサポートやコラムの作成に加え
「食事でブレない心をつくる」をモットーに
体質改善サポートを実施中。

自律神経が整うことで
「自己肯定感が上がった」
「頭痛が減った」
「イライラしなくなった」など
心身の調子が上がったとの感想を多数頂く。