「開脚ができるようになりたいけど、体が硬すぎて無理かも…」
「毎日ストレッチしてるのに変化がない…」
そんなお悩みを抱えている方へ。ピラティスを取り入れることで、ただのストレッチでは届かない深層筋や骨盤の位置を整え、効果的に柔軟性を高めることができます!
今回はピラティストレーナーが監修する、開脚を目指す人のためのピラティスエクササイズをご紹介します。初心者でも安心、自宅でできる内容なので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
開脚ができない原因とは?
開脚がうまくできない原因は主に以下の3つです。
- ハムストリングス(太ももの裏)の硬さ
- 内転筋(太ももの内側)の柔軟性不足
- 骨盤や背骨の可動域の低下
実は、股関節だけを伸ばせばいいわけではなく、骨盤の角度や体幹の安定性も深く関わっています。だからこそ、全身のバランスを整えるピラティスが効果的なのです。
ピラティスで開脚を目指すメリット
- 骨盤を正しい位置に整え、可動域が広がる
- インナーマッスルを鍛えて姿勢が良くなる
- ストレッチだけでは届かない深層筋までアプローチできる
- 継続することで怪我の予防にもつながる
自宅でできる!開脚をサポートするピラティスエクササイズ
1. 【スパインストレッチフォワード】背骨と骨盤の柔軟性アップ
目的:背骨の柔軟性を高め、骨盤を前傾させやすくする
やり方:
- 両脚を伸ばして座り、足を腰幅に開く(つま先は天井に向ける)
- 背筋を伸ばして息を吸う
- 息を吐きながら背骨を1本ずつ丸めるように、前へ倒れる
- 吸いながら元の姿勢に戻る
→ 8〜10回繰り返す
**ポイント:**首を下げすぎず、背中を「長く保つ」意識で行いましょう。

2. 【ローリングライクアボール】骨盤のコントロール力アップ
目的:骨盤まわりをほぐし、体幹を安定させる
やり方:
- 膝を抱えて座り、かかとを床から浮かせる
- 息を吸って後ろへコロンと転がる
- 息を吐きながら元の位置に戻る
→ 5〜8回繰り返す
**ポイント:**反動を使わず、腹筋の力で戻る意識を。

3. 【オープンレッグロッカー プレップ】股関節の開きやすさを促す
目的:股関節と内転筋を使って脚を安定させる練習
やり方:
- 両手でそれぞれの足首を持ち、V字になるよう脚を開く
- 骨盤を立てて背筋を伸ばす
- そのままキープ、深く呼吸をする
→ 30秒キープを3セット
**ポイント:**お腹を引き上げて背骨を長く保ちましょう。

ピラティスを続けるためのコツ&よくある質問
Q1. 体が硬すぎて前屈も辛いのですが、大丈夫ですか?
→ 大丈夫です!ピラティスは無理なく「使いながら伸ばす」アプローチなので、体が硬い人にも安心です。
Q2. 毎日やったほうがいいですか?
→ 毎日行うことで変化が実感しやすくなります。短時間でも良いので継続を意識しましょう。
Q3. どれくらいで開脚できるようになりますか?
→ 個人差はありますが、3週間〜2ヶ月で明らかな変化を感じる方が多いです。
まとめ|ピラティスで開脚はもっと身近に!
開脚は体の柔軟性だけでなく、骨盤や体幹、股関節のバランスを整えることで近づけます。ピラティスなら、その全てにアプローチ可能!
柔軟性アップを目指すなら、ぜひ今日からピラティスを取り入れてみてください。続けることで、無理なくしなやかな身体に変化していきますよ。