「夏は食欲が落ちるから、痩せてラッキー!」
なんて思っていませんか?
夏バテして食事量が減ると一時的に痩せますが、最終的に太りやすい体を作ります。
今回は夏バテ痩せが逆に太る理由と、夏バテ中に美味しく食事をとる方法をお伝えします。
夏バテ痩せが太る理由
夏バテをすると逆に太る理由には、次のようなケースがあります。
- 筋肉が落ちるため
- ビタミンやミネラルが不足するため
上記の点を確認していきましょう。
夏バテ痩せが太る理由①筋肉が落ちるから
夏バテ痩せが太る理由の1つとして、筋肉が減ることで体の基礎代謝が下がり
太りやすい体を作ることが挙げられます。
食欲不振の時は食事が麺類などさっぱりしたものに偏り、摂取カロリーが減りますよね。
しかし食事からのカロリー=体のエネルギーを作る大切な存在なので
カロリーが急に不足すると筋肉や脂肪を分解し、エネルギーに変えようとします。
筋肉が減ると基礎代謝が下がるため、夏が終わり食欲が正常に戻った際、普通に食事をしているだけなのに太ってしまうのです。
※基礎代謝=生命維持(心拍や呼吸・体温など)のために必要な最小限のエネルギー。
何をせずとも消費されるカロリー。
夏バテ痩せが太る理由②鉄分やビタミンなどが不足するから
夏バテ痩せが太るもう1つとして、食事が偏ることで鉄分やビタミンが不足し、食べたものをエネルギーに変える力が弱まるためです。
食事から摂った糖質や脂質は、人が生活を送る上で必要なエネルギーとなります。
しかしエネルギーに変える際にはビタミンや鉄分が必要なので、これらが不足すると上手くエネルギーが作られず、体脂肪が合成されやすくなります。
またエネルギーがうまく作られないと、甘い物やジャンクなものを食べたくなることもあります。
鉄分やビタミンは、たんぱく質や野菜に含まれます。
そのため食欲不振によって食事が炭水化物に偏ると、太りやすくなるのです。
夏バテ痩せを予防するための対策
猛暑の中でも夏バテ痩せを防ぐための対策をお伝えします。
- 消化しやすい食品からたんぱく質を摂る
- 涼しい場所で食事を摂る
- 消化を促す食品を活用し、食欲をアップする
夏バテ痩せを予防する対策①消化しやすい食品からたんぱく質を摂る
夏バテ痩せを防ぐためには、「たんぱく質を摂る」事が大切です。
食欲がない場合は、以下の対策がおすすめです。
- 豆腐や茶わん蒸しなど、食べやすい食品を常備する
- ひき肉や白身魚など、ほぐれやすい食品を選ぶ
- 刺身や豚しゃぶなど、さっぱり食べられるメニューを選ぶ
脂っこい物や塊のお肉などは消化がされにくく、胃もたれに繋がります。
胃で消化しやすく、もたれにくい食品からたんぱく質を摂りましょう。
しっかり食べることで、筋肉が落ちにくくなりますよ。
夏バテ痩せを予防する対策②涼しい場所で食事を摂る
当たり前ですが、湿度が高い場所や室温が高い場所では、食欲が落ちます。
特に食事の際はしっかり冷房を効かせ、快適な環境にしましょう。
また夏場の調理は特に注意!冷房を効かせてもガスやレンジを使うたびに周囲が暑くなり、食欲が落ちてしまいます。
火を使わないメニューを適度に取り入れる事や、ネッククーラーなどで体を冷やしながら調理することがおすすめです。
暑さは体にとってストレス。ストレスは食欲を落としてしまうので、なるべく涼しく快適な環境で過ごしましょう。
夏バテ痩せを予防する対策③食欲をアップさせる食品を摂る
食欲がない時は、食欲をアップさせる食品を活用しましょう。
おすすめは、下記のような食品です。
- 香辛料:唐辛子、わさび、からし、こしょうなど
- 香味野菜:にんにく、しょうが、ねぎなど
- 酸味のある食品:梅干し、お酢、レモンなど
献立に取り入れるのもよいですし、レモン水など飲み物から取り入れるのもおすすめです。
続けられる方法を、見つけてみてくださいね。
まとめ
夏バテは一時的に体重が減るので得した気持ちになりますが
多くの場合冬にかけてリバウンドし、夏バテ前より太ることもあります。
工夫をしながら食事をしっかり摂り、元気に夏を過ごしましょう!!
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