「ダイエットしても下腹だけ引っ込まない…」
「姿勢は悪くないのに、お腹だけぽっこり目立つ」
「下腹が邪魔で洋服がキレイに着こなせない」
そんなお悩みは、下腹部のインナーマッスル(腹横筋・骨盤底筋)がうまく使えていないことが原因かもしれません。
ピラティスなら、腹筋をガチガチに鍛えるのではなく、呼吸と共にインナーを目覚めさせて引き締めるアプローチが可能!
今回は、自宅でも簡単にできる下腹部引き締めピラティスエクササイズ3選をご紹介します。
下腹が出る理由は「筋力低下」と「姿勢のゆがみ」
ぽっこり下腹は、脂肪だけが原因ではありません。主な要因は…
- 骨盤の前傾や後傾による内臓の下垂
- 腹横筋・骨盤底筋などインナーコアの弱さ
- 浅い呼吸による代謝の低下
つまり、姿勢を整えながら、深層筋を活性化すれば、下腹は内側から引き締まりやすくなります。
ピラティスはこの“見えない筋肉”に働きかけるのが得意。正しく動かすことで、下腹のぽっこりを根本から改善していきます。
1. 下腹のスイッチON!「デッドバグ・ベーシック」
やり方
- 仰向けになり、両膝を90度に曲げて持ち上げ、両腕も天井へ
- 息を吸って準備、吐きながら右手と左脚を遠くへ伸ばす
- 吸いながら元に戻し、反対側も同様に行う
→ 左右交互に6〜8回ずつ
効果
- 腹横筋を深層から活性化
- 腰の反り改善、反り腰タイプのぽっこりお腹に◎
- 呼吸と動きの連動が身につく

2. 下腹に効く!「シングルレッグストレッチ」
やり方
- 仰向けで両膝を胸に引き寄せ、頭を軽く起こす
- 息を吸って準備、吐きながら片脚を遠くに伸ばす
- 吸いながら脚を入れ替えるようにスイッチ
→ 8〜10回繰り返す
※首に負担がある場合は頭を下ろしてOK。
効果
- 下腹部をピンポイントで刺激
- インナーとアウターの連動トレーニング
- お腹の薄さをつくる感覚がつかめる

3. 骨盤底筋にもアプローチ「ピラティスブリッジ with 骨盤引き締め」
やり方
- 仰向けで膝を立て、足は骨盤幅にセット
- 息を吸って準備、吐きながらお尻をゆっくり持ち上げる
- 吸ってキープ、吐きながら背骨を一つずつ下ろしていく
→ 6〜8回
★ポイント:持ち上げた状態で内ももを意識すると、下腹の奥が効いてきます。
効果
- 骨盤のゆがみ改善
- 骨盤底筋+下腹部の連動強化
- 姿勢改善にも◎

よくある質問(Q&A)
Q1. 腹筋が苦手でもできますか?
A. はい、今回の動きは腹筋の“表面”ではなく、“奥”を使う感覚を大切にしています。腰や首に負担をかけずに行えます。
Q2. 1日何分くらいやればいい?
A. 1日5〜10分でOK!呼吸を意識して丁寧に行えば、少ない回数でも効果を実感しやすいです。
Q3. 食後すぐでもできますか?
A. 食後は1時間ほど空けてから行うのがベスト。特に下腹を使う動きは、空腹時に行う方が動きやすく効果的です。
まとめ|お腹を“凹ませる”のではなく“整える”習慣を
下腹を引き締めたいなら、「ガチ腹筋」で追い込むより、
インナーを活性化するピラティスのアプローチがカラダにやさしく、そして効果的です。
毎日少しずつ、自分の呼吸と動きに意識を向けることで、
気づいた時には「お腹の厚みが変わった!」と感じるはず。
鏡に映るお腹をスッと引き締めたい方、
まずは今日から1つだけでも、ピラティス習慣を始めてみませんか?
