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タワー・ショルダーブリッジ(Tower Shoulder Bridge)

腕の安定性を高めながら、骨盤と脊柱の連動性を引き出すエクササイズです。上半身と体幹、臀部を協調的に使うことで、全身の安定を促します。

目次

エクササイズ

  1. 頭をタワー側にして仰臥位になり、両手は肘を伸ばしロングプリングのストラップを握る。足はテーブルトップポジションで踵をボックスの上にのせる。
  2. 息を吸いながら肘をしっかりと伸ばしたまま両手を下げ、大転子のところまで下げる。続いて息を吐きながら骨盤を後傾させ背骨を一つずつ持ち上げ、吐きながらブリッジポジションへ。
  3. 一度吸ってから吐きながら背骨を一つずつマットに下ろし、吐きながらスタートポジションに戻り、腕を元の位置に戻す。

スタートポジション

フィニッシュポジション

呼吸: 吸いながら腕を下げ、吐きながら背骨を持ち上げ、一度吸ってから戻る。

ポイント

  • 肋骨を開かず、エロンゲーションを意識し胸郭と骨盤の距離を一定に保つ。
  • 腕を動かす際に肩がすくまないよう、肩甲骨を安定させる。
  • 背骨を一つずつ動かす意識で、骨盤をなめらかにコントロールする。

効果・ターゲット

  • 臀筋群とハムストリングスの強化。
  • 脊柱の分節的な動きと骨盤安定性の向上。
  • 肩甲骨の安定と上肢・体幹の協調性改善。

体幹の安定性と下半身の連動を促すため、コアを強化しながら腰部の安定性を高め、姿勢を改善するのに効果的です。 肩甲骨を安定させながら腕を動かすことで、上半身と下半身をつなぐ感覚を養い、全身のバランスが整いやすくなります。

動画

この記事を書いた人

プリマ代表。
バレエ歴約30年以上。国内のコンクールで上位入賞多数。
世界大会ファイナリスト。奨学金で海外のバレエ学校に留学。
自身のバレエ経験とパーソナルトレーナーとしての解剖学・科学的知識、ピラティス経験を生かして、バレエ未経験でも安全で効果的に行えるパーソナルトレーニングを考案。
500名以上にパーソナルトレーニングを指導した後、2018年よりプリマ名古屋店を開設。

〈取得資格〉
・NSCA認定パーソナルトレーナー
・PHIピラティスマット・リフォーマー
・Body Control Pilates認定 マタニティピラティスインストラクター