「ピラティスは、たくさん動いたほうが効果が出るの?」
「少ない回数だと意味がないのかな?」
ピラティスをするとき、このように感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、継続して身体を動かすことは大切です。
しかし、ピラティスでは回数をこなすことだけでなく、一つひとつの動きを丁寧に行うことがとても大切です。
回数だけを意識するのではなく、呼吸や姿勢、身体の使い方まで意識することで、よりピラティスらしい動きにつながっていきます。
今回は、ピラティスで「動きの質」が大切な理由と、効果を高めるために意識したいポイントをご紹介します。
1. ピラティスはなぜ「動きの質」が大切なの?
ピラティスは、ただ身体を動かすだけのエクササイズではありません。
身体の使い方・呼吸・姿勢などを意識しながら、一つひとつの動きをコントロールしていくことを大切にしています。
回数をこなすことばかりに意識が向いてしまうと、
- 反動を使ってしまう
- 肩や首などに必要以上に力が入る
- フォームが崩れてしまう
- 本来使いたい筋肉をうまく使えない
といったことがあります。
一方で、一つひとつの動きを丁寧に行うと、
「右側のほうが動きやすい」
「肩に力が入りやすい」
「お腹ではなく、腰を使って動いているかも」
など、自分の身体の状態や動きのクセにも気づきやすくなります。
大切なのは、ただ回数を増やすことではありません。
「目的に合った身体の使い方ができているか」
を意識しながら動くことがポイントです。
2. ピラティスの効果を高める3つのポイント
では、動きの質を高めるためには、どのようなことを意識すればいいのでしょうか?
初心者の方にも意識していただきたいポイントを3つご紹介します。
① 呼吸を止めない
ピラティスを始めたばかりの頃は、動きに集中するあまり、無意識に呼吸を止めてしまうことがあります。
そんなときは、まず**「呼吸を続けながら動くこと」**を意識してみましょう。
呼吸をしながら身体を動かすことで、必要以上の力みを減らし、身体の動きにも意識を向けやすくなります。
最初から完璧に合わせようとしなくても大丈夫です。
少しずつ、息を吸うタイミング・吐くタイミングと身体の動きを合わせることを意識していきましょう。
② 正しいフォームを意識する
「あと10回頑張ろう!」
と回数ばかりを意識すると、少しずつフォームが崩れてしまうことがあります。
回数を増やすことよりも、
骨盤はどの位置にある?
背骨はどのように動いている?
肩や首に余計な力が入っていない?
と、自分の身体を確認しながら動いてみましょう。
正しいフォームを意識しながら、無理のない範囲で丁寧に動くことが大切です。
③ 自分の身体の感覚に意識を向ける
ピラティスをするときは、動きだけでなく「今、自分の身体がどう感じているか」にも意識を向けてみましょう。
例えば、
- どこに力が入っている?
- どこの筋肉を使っている?
- 左右で動きやすさに違いはある?
- 肩や首に力が入っていない?
- 呼吸は止まっていない?
などを確認してみます。
普段の生活では気づきにくい身体のクセを知ることも、ピラティスの大切なポイントです。
自分の身体を知ることが、より質の高い動きにつながっていきます。
3. 「動きの質」を意識しやすいおすすめピラティス
ここからは、回数ではなく身体を丁寧にコントロールする感覚を意識しやすいエクササイズをご紹介します。
ペルヴィックリフト
お尻や体幹を意識しながら、骨盤と背骨をコントロールするエクササイズです。
やり方
- 仰向けになり、膝を立てて足を腰幅程度に開きます。
- 息を吐きながら、骨盤を少しずつ持ち上げます。
- 肩から膝までが自然につながる高さを目安にします。
- 息を吸いながら、背骨をゆっくり下ろしていきます。

\ここがポイント!/
高く持ち上げることが目的ではありません。
腰を反らせすぎず、背骨や骨盤をコントロールしながら動くことを意識しましょう。
「何回できたか」よりも、「最後まで丁寧に動けたか」を大切にしてみてください。
※痛みや違和感が出る場合は中止し、無理のない範囲で行ってください。
リフォーマーでもできます!


4. ピラティスの回数・動きに関するよくある質問(Q&A)
Q. ピラティスは何回くらい行えばいいですか?
回数はエクササイズの種類や目的、身体の状態によって異なります。
初心者の方は無理に回数を増やすよりも、正しいフォームと呼吸を意識して取り組むことから始めましょう。
Q. 少ない回数でも意味はありますか?
はい。少ない回数でも、一つひとつの動きを丁寧に行い、自分の身体の使い方を意識することが大切です。
慣れてきたら、フォームを保てる範囲で少しずつ回数や負荷を調整していきましょう。
Q. 自分で正しい動きができているかわかりません。
自分では正しく動いているつもりでも、姿勢や力の入り方にクセが出ることがあります。
インストラクターに動きを確認してもらうことで、自分では気づきにくい身体のクセや動き方を把握しやすくなります。
まとめ|回数にこだわらず、一つひとつの動きを丁寧に
ピラティスでは、たくさんの回数をこなすことだけが大切なのではありません。
呼吸・姿勢・筋肉の使い方を意識しながら、一つひとつの動きを丁寧に行うことが大切です。
最初から完璧に動こうとしなくても大丈夫です。
「今日は肩の力を抜けた」
「前よりも背骨を動かす感覚がわかってきた」
そんな小さな身体の変化にも目を向けながら、少しずつ動きの質を高めていきましょう。
ピラティスを通して自分の身体と丁寧に向き合う時間を作ることが、より快適に動ける身体づくりにつながっていきます。
